胡蝶蘭の病気

ここでは、花が終わってからの管理や病気について紹介します。花が終わってしまったら、花茎を切って来年の開花のために手入れをしなくてはいけません。茎にある節を下から数えて4節目ほどで切ることがポイントで、そこから新たな花の芽が出てきます。胡蝶蘭は切り花としても観賞できますので、花がついている間に切ってしまうのもいいでしょう。もし、葉が弱っていたり少なかったりする場合には、花茎は根元から切って株をしっかりと育てることが大切です。

胡蝶蘭には、葉と根が病気になる「軟腐病(なんぷびょう)」という病気があります。植物の病気は、ほとんどが「カビ」が原因といいますが、この病気は細菌が繁殖し葉や根を腐らせてしまうもので、植物の傷口から侵入し、高温多湿だと多く発生します。他にも「フザリウム」という病気があります。これは進行が遅く気づきにくい病気で、カビ菌の一種ですが、葉は落ちて根は黒く変色し腐ってしまいます。

また、病気だけでなくハダニ類の害虫にも気をつけなければなりません。これらの害虫が発生すると、葉のツヤはなくなり色も悪くなってきます。日頃からしっかりと胡蝶蘭の状態を観察し、予防対策をしておくことが大切となります。